ラベル 症状? の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 症状? の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023/09/15

C大病院受診82回目。ちぐはぐカオスなコロナ禍対策。血液検査項目は希望して増やせたりするし、疑問は診察時にちゃんと質問しないと限られた時間なんで解決しない。

 C大病院受診82回目です。

京都はまだまだムシムシ暑い。

盆地を舐めてはいけません。

秋ってホントに来るんだっけ?ってちょっと思う最近です。

今回も

前回に引き続き、

相方さんは通院途上でカイロで腕温め、魔法瓶のおさ湯を呑みながら

採血&ルート確保に備えてきた結果(?)(たぶん)

一発で血管とれました。

2回続けてで効果あるカンジです。

でも、今回もベッドの確保はされておらず、

迷走神経反射あるのに、座位での採血をされそうになったケド、

他の看護師さんが迷走神経反射のことを言ってくれて、

ベッドでの採血となり、

貧血の酷さでシンドイことを合わせてワタシからお伝えして、

ようやくベッド確保となった。


なんか、処置室、相変わらず、余裕、なさそうな・・・


コロナ禍で「おカルト」な政府が全くの無策と深刻度をきちんと報道しないメディアのお陰で

患者の爆発的増加とともに医療機関の疲弊とひっ迫度、緊張はものすごく増している。

毎月、来るたびに、ピリピリが増してるのを感じる。

でも、無謀に5類にされたせいで、

病院で取れる対策が一定制限されるらしく、

会計待ちでの座席は感染対策の一席飛ばしのままだけど、

処置室や診察室前の待合では、「一席飛ばし」は終了し、

「席を空けてお座りください」の注意書きもなくなっている。

会計待ちでは、「要感染対策」で診察待ちでは「平静時」、

処置室内では、相変わらず「付き添い禁止」「付き添い飲食禁止」で「要感染対策」となっている。

まるで、ちぐはぐだ。

同じ院内でも、セクションによって感染対策が必要なエリアとそうでないエリアがあって、

それも、エリアごとの区切りは存在せず、シームレスに人が移動する。

こういうとこは、この国に科学とか存在してる気がしない瞬間。

センセも、「コロナはものすごく増えている。8月に私もなった。」って言ってたし、

いまだ感染増加傾向なのに。

院内でのマスク着用規制だけがグランドルール。

そのグランドルールも、院外では、99%消滅し、

街中では10%も着用率がない気がする。

こんな非科学的では何度でもコロナにやられるわけです。

海外では感染増加と合わせてマスク着用を何度でも勧奨しなおしているのに、

この国では・・・ただ「見てるだけ」。

それも、苦しむ人がいても、「見てるだけ」。

感染者数が過去最多でも「見てるだけ」。

救急車が来なくなっても、入院ができなくなっても、

他の病気や事故の手術ができなくなっても、

医療機関が疲弊ひっ迫しても、

国もマスコミも、

みんなで揃って

「知らんぷり」。

ジャニーズの性加害と一緒。

みんなで「見て見ぬふり」

根本的に、この国には問題があるのかもしれない。


話を戻して・・・

今回のヘモグロビン濃度は・・・

6.5 g/dL、予想値よりワルイ・・・

ちょっと、予想の計算し方を変えようかな・・・

これまでは前月の数値のみで予測を立てていたけど、

2か月間のヘモグロビンの減少を加味してみよう。

すると、4週後は予測値は・・・ 6.65 g/dL となる。

さて、どうなりますやら。

気になるのは、

鉄活用余力のUIBC、

前回、127μg/dLから 今回、78μg/dL、

100切っちゃいましたよ・・・

コレだと、論理上はフェリチンの増加に加速がかかるんじゃ?

注視してききましょう。

フェリチンは、前回82ng/mL から 100ng/mL で

前回の増加率は143.85%、今回は121.95%、

500ng/m超えるあたりではキレート剤倍化を考慮しないとアカンかもです。

次あたりまでは140ng/mで収まるでしょうか?


で、ですね。

実は、この間に、

同じ「遺伝性鉄芽球性貧血」で

糖尿病と肺動脈性肺高血圧症で

2回コロナに罹患した義姉さんが

肺炎でC大病院に1週間入院したんだよね。

菌は肺炎球菌だったみたいだけど・・・

マジで大変そうだった。

でも、この深刻度の増しているコロナ禍で即時入院をさせてくれたC大病院、

アリガタイ。


義姉さんによると、

毎回フェリチン測ってないとか、

担当医がイロイロ教えてくれないとか、

入院した時も希少難病のこととか共有されてないとか、

不安な部分があったらしい。

で、コッチのセンセに聞いてみたところ、

診察では、限られた時間で多くの患者を抱えていることもあって、

必要最低限の情報、言わなきゃいけないコトしか担当医はあまり言わないだろう、

聞けばきちんと教えてくれる。(コッチのセンセは正にそうだ)

義姉さんの担当医は臨床医としても優れたセンセだとも教えてくれる。

入院時の病室でもきちんと言ったり尋ねたりした方がいいと。

フェリチンの値も、ワタシタチが知りたそうだからきちんと毎月値を取っているとも教えてくれた。

ハイ、めちゃ値、知りたいです!

ねこばいくは「知りたがり」ですし「悔しがり」ですんで。

「好奇心は猫をも殺す」ですけどね。


つまり、受け身ではなく、主体的に、

わからないことは聞く、

知りたいことは尋ねる、

不安なことは伝える、

そういったことはしないとダメってことだ。

じゃないと解決しない。

あと、独りで病院とか来ると、

ココロもカラダもイッパイイッパイ、

そんな頭を巡らす余裕ってないよね。

だから、付き添いも有用なんだよね。

ギモンや情報が不足すれば、信頼関係も築きにくいし、

それらは治療方針にも関わる。

聞くは一時の恥!

思い切って聞きましょう!


みなさんも ご注意を!

それでは、また!


2023/03/31

C大病院受診76回目。相変わらず難解なヘモグロビン濃度と1年ぶり胸部レントゲン。

 C大病院受診76回目です。

相変わらず病院はコロナ禍硬直ケイゾク中・・・

いつもどおり、

採血&輸血ルート確保から。

今回は失敗多く、やむなく右手でルート確保。

採血やルート確保って、

相方さんの場合、

血管が「細い」「弱い」「逃げる」の3拍子もあって、

結構熟練看護師さんでも手こずる場合がある。

何度も何度も針刺されるのって誰でもイヤですよね。

見てるワタシだってイヤ。


で、


今回は、昨年6月以来の胸部レントゲンもあるんで、

輸血が準備されるまでに撮ってもらいに。


戻ってきて、程なく輸血開始。

今日も2本(280ml×2パック)オーダー済みで

1本1時間半で3時間輸血です。


1本目終わる手前で、

最近お気に入りの「おむすび弁当」と「豚汁」。

右手に輸血ルート付いてますが、なんとか「ひとりでできた」。


ヘモグロビン濃度は 6.8g/dL

前回予想値よりだいぶいい!って少し喜んでみるが、

受診のときにセンセに聞いたら、

「誤差範囲でしょう」って・・・

なぜに4週で大きく減る時とそうではない時があるのか・・・

不明不可解はこれまでも今も。

鉄活用余力であるUIBCは146μg/dLで

前回の132μg/dLから微増・・・

フェリチンは117ng/mLで前回から横ばい。

増えてないことはイイコトだけど、

輸血して鉄キレートして横ばいなんで、

足して出してプラマイゼロ。キレートしてないと増えちゃうことは確か。


胸部レントゲンの画像を見る限り、

心肥大は心胸比55%程度で昨年から小さくはなってない。

大きくもなってないけど。

やっぱり、いちど肥大した心臓は元にはなかなか戻らないラシイ。


もう少ししたら、また、

「特定疾患医療費助成受給者証」の更新時期。

で、そろそろ「障がい年金」の「生計維持確認」の時期。

で、夏には「駐車禁止指定除外標章」の更新。

今年はこれくらいかな。


実は・・・

明日からむすめっこが

半分巣立ち。

家を離れて、専門学校と短大に行くことになった。

相方さんの子育ても8割がた終了。

おつかれさまでした。

よくがんばりました。

ひとまずまぁまぁエエカンジに育ったと思います。


これからも一歩ずつ、

一緒に相方さんと未来へ向かって。

行きましょう。


それでは、また。



2023/03/03

C大病院受診75回目。病院のコロナ緊張感は緩和してない。なんか看護師さんたちまでガサガサしてきてません?

 C大病院受診75回目です。

今回も、

病院におけるコロナ緊張は緩和されてませんでした。(;´Д`)

輸血で左手を封じられる

相方さんの昼食の介助にワタシが付いてもいいかどうか尋ねたところ、

「家では一人で食べているんでしょ?」って・・・

・・・( 一一)・・・

家では、輸血もしてませんし、左手封じられてませんからね?

ナニ言ってんだ?この看護師さん?って思っちゃいましたよ。

緊張感のせいでこういった感じで、ココロがガサガサになっちゃっていくんでしょう?

そして、その行く先は、ヒトのココロを失った「ヒトデナシ」になってしまうんhonnですよ?

って心で言い返しときました。

でも、オウチに帰ってむすめっ子にこの話を相方さんがしたところ、

「家でも一人で食べてないよ?」ってツッコまれ、

「そういえば・・・こぼして注意されたり、

顔に食べかすつけてふき取ってもらったりしてる・・・」

「家でも一人で食べてなかった!!!」って、爆笑\(◎o◎)/!


ホンット、この病院の緊張感を「おカルト」な自公政権さんはなんにもせずに、

言うだけ、見てるだけ。

全部しわ寄せは弱者へキテマスヨ!

なんとかしなさいよ!

何とかできないなら即刻辞職しなさいよ!メイワクだから!ってずっと思ってる。


で、そんなこんなもありながら、

いつもどおり、

採血&ルート確保。

前回くらいから、

実は数年前に

散々採血の針さすのに失敗しまくられた看護師さんが採血してくれるんだけど、

当時からかなり成長している。ほぼ一発で血管採れる。

当時、あまりに失敗するんで、こっちには恐怖感しかなかったんだけど、

それも徐々に和らいできているような。

さらに、上記の看護師さんのセリフに凹んでる相方さんを心配してくれたそうで・・・

他者を思いやる余裕も生まれるくらい、成長したのね・・・って思う。

ヒトデナシ路線とは大きく違うよね。


今回のヘモグロビン濃度は・・・

6.5g/dL・・・

前回の予想値よりメッチャワルイっす。

なんででしょう???

3か月前の72回目受診(2022/12)と同じくらいの減少値・・・

1週あたりの減少値が1.125g/dL・・・う~ん・・・

4週もつでしょうか?

6.5 + 4単位(輸血2パック)4時間程度 - ( 1.125 × 4週 ) 

= 6.0 g/dL (4週後予想値) で、ギリギリかも。

ガンバレ!相方さんの造血!

フェリチンは 117ng/mL でだいぶ下がった。

でも、鉄活用余力のUIBCは、132μg/dLで、前回よりちょっと減っちゃってる。


1260万人にひとりの超希少難病なんで、

その上、日本に3人しかいない女性なんで、

考えても、探しても、これらの数字の理由は全く不明・・・デス。

超希少難病なんで。

だれかぁ、バリバリ研究して解明してぇぇぇぇxxっ!


で、そういえば、

先月、

相方さんと同じ「遺伝性鉄芽球性貧血」と「肺動脈性肺高血圧症」と「糖尿病」という、

トリプル疾患持ちである義姉さんが新型コロナに罹患した。

お薬もらって自宅療養で少し咳がのこったらしい。

その間の2週間、ナゼか、

輸血もしてないのに、

ヘモグロビン濃度がほとんど下がらなかったそうで、

センセに聞いてみたら、

炎症があったりすると、ヘモグロビンが多くつくられる場合があるって。

デモ、希少難病なんで、ワカリマセン。

ハイ。

不思議がいっぱいです。


次回は1年ぶりくらいに胸部レントゲンを受けることにもなった


それでは。また。


2022/03/05

相方さん、ワクチン3回目(ブースター)接種

 ここに書いてたように、

3回目の新型コロナワクチン接種のご案内いただいた

京都民医連中央病院で3回目のワクチン接種をしてきた。

10:15の指定時間より早くついて、

ロビーで待っていると、ちょっと時間より早く呼ばれ、

医師の問診から接種。は

針が刺さって痛かったし、薬剤入ってまた痛かった!って・・・

ちょっとプンプン丸の相方さんですが、

その後、37℃の発熱と接種部の痛み、倦怠感があるもよう。

接種回数増える度、副反応強くなってきてる!ってプンプン丸です。

ですが、ひとまず、安心な環境での3回目ブースター接種だったので、

よしとしましょう。

輸血直後なんで、副反応もまぁまぁあるのかもしれません。


2022/03/07 追記

昨晩、相方さんは発汗を繰り返して朝には解熱したもよう。

今回の接種もファイザー。

2020/09/26

C大病院受診43回目(2020/09/25)

 C大病院43回目の受診です。

前回から5週空けてですが・・・

ヘモグロビン値は

6.4

うーん。

まだまだ減少値は大きい。

1日換算理論値の減少数が0.1を切るものの。

(前回ヘモグロビン値+輸血による上昇理論値-今回数値÷日数)

で、今回も2パック4単位の輸血です。

今回も輸血から4週過ぎたあたりから、

こむらがえりが頻発したり疲労感が増しているようで、

こむら返りも、オモテがつるらしく、いったいどうのばせば良いものやら

で、

漢方薬を追加してもらいます。

こむら返り起きそうだなって時に飲むと良いそうで・・・

(それってわかるのか?)

服用後30分程度で効くらしい。

まて、フェリチンが910.9に上昇。

キレート剤のジャドニュをもう1包追加することに。

でも、

先月からこのキレート剤のんでるせいか、

UIBC(鉄活用余力)が20から88に増えた。

次回は4週空けにしてみます


今回までの血液検査結果を含めてまとめてみた。

今後も更新予定。

2020/04/12

C大病院受診38回目(2020/04/10)同疾病の人が1人増える。身内だけど。&新たな担当医になる。の巻

2020/04/10、C大病院受診38回目です。

今回も義母さんも一緒に受診です。
そして、今後のこともあるので、
義姉さんも同じ日程で受診です。

まず義母さんは前回マルク(骨髄穿刺)受けてるので、
その結果を伺います。
結果・・・環状鉄芽球の比率が17%。
ヘモグロビン数値は8.0。
遺伝子検査も過去に済んでるので、
「遺伝性鉄芽球性貧血」と診断されました。
貧血としては中度の貧血となります。

これで、日本に11人目。女性では3人目。

で、その3人が本日同じ病院に今います!
超希少難病としてはモノスゴイ遭遇率です。

で、相方さんは、
ヘモグロビン数値は6.0、
こちらは相変わらず重度の貧血なので、
輸血です。
今回は2単位(1パック)
ま、オーダー済みでしたので。
フェリチンは597ng/mL
前回から70ちょっと増加中・・・。
今回からは新しいS先生が主治医になりました。
ま、この疾患の専門医さんはほとんど居てはらへんので、
担当医になった先生がお勉強していただくことになってしまいます。

症状について、ドクドクしたり息切れすることなど伝えられるだけ伝える相方さん。
鉄キレートやめてからドクドクが気になるなど・・・。

義母さんもこのままいくと輸血の日々が始まりますが、
現在、淡路島で独居中ですので、
C大病院へ通えるところへの転居を今年中に!と懇願。
響いてくれることを祈るのみ。

次は4週後。
この時期、一番しんどくなるっぽい時期で、
ヘモグロビン減少も大きい感じなので。

さてさて、新たな局面もありますが、
どうなることやら・・・

あ、新型コロナのせいか、
病院空いてましたが、
看護師さんたちのマスクも不足し、
ママ友さんが作ってくれた布マスクを不織布マスクの下につけて凌ぐという、
大学病院として悲劇的状況でした。
これがこの国のカナシイ到達点なんだと実感しました。
武器も持たせてもらえず新型コロナと闘わされる現場はたまりませんよね。
なんて国になってしまったんでしょう・・・。



2019/12/02

C大病院受診34回目。

C大病院受診34回目です。
今回の数値、
ヘモグロビンは6.0g/dl
当然、輸血決定っていうより前回の時からオーダー済み。
フェリチンは289.3ng/ml
あれれ?前回327.1ng/ml から減ってます。
何ででしょう?
ワカリマセン。
Fe(血中鉄)は182μg/dL
UIBC(不飽和鉄結合能)は23μg/dL、
鉄キレートをやめてから
鉄をあとどれくらい取り込めるかの余力を示すUIBCはダダ下がり。
前回から開始したビタミンD剤と利尿剤を処方してもらう。

帰りに、
いつもどおり、重度障がい者医療費助成の償還払い申請、
ついでに「兵庫ゆずりあい駐車場利用証」を申請してもらってきた。
これってば、ルームミラーに吊るすもんだけど、
要は車いすマークの駐車スペースに止めるとき吊るして、
「不当利用じゃありませんよ!」って示すもの。
不当に利用する不届きものが増えた結果、
正当に利用する、また必要とする人が表明しなくてはならなくなってしまったという、
社会のお粗末な荒廃、モラル低下からの本来不必要だと思われること。
なぁ~んかちょっと嫌な世の中になったもんです。

あと、どうやら、ヘモグロビン数値が悪化してくると、
眠りとかも浅くなったりもするみたい。

次の受診は年明けかな。

2019/09/30

C大病院受診32回目

C大病院受診32回目です。
今回のヘモグロビン数値は、
6.2です。
低いとはいえ、5週空けて生理2回あった割に、いい方です。
で、輸血です。
今回は2単位。1パック。
で、
フェリチンの数値が
このところ大きな変動しておらず
今回は236.7ng/ml
なんと、キレート材であるジャドニュをやめてみることに。
って言ってもまずは次回まで4週間。
果たしてフェリチンは増えるのか変わらないのか・・・
そして、このキレート材は肝臓とかに負担かかるのもあるはずなので、
4週間休むとその辺にはいいと思ったりして。

これまで鉄キレート材は
11回目の受診(2017/10/12)に開始、
その頃は、まだジャドニュは承認されておらず、
エグジェイドという水に溶かして空腹時(食前30分以上前)に飲まなくてはならず、
あんまり味もせずおいしくないヤツを開始。
12回目の受診(2017/11/06)に副作用が見られないので倍増。
16回目受診(2018/04/04)時にジャドニュへ変更。
少しずつフェリチンが減少し(あとでもう少し細かく追記予定)
2年間のんで来たキレート材を4週でもやめられることができるなんて思いもしませんでした。
結構うれしいのと、フェリチンが増えないかドキドキです。

また、
主治医のセンセから聞けたオハナシでは、
この遺伝性鉄芽球性貧血は、
男性なら生まれたときから重症度は一定していて、
軽度の人が大きく重症化したりすることもなく、
※逆もあるって事。
しかし、女性(ウチの相方さん)の場合、
マトモな赤血球をつくれる造血幹細胞と
そうでない造血幹細胞の両方をもって生まれてきており、
はじめはマトモな方が優勢だったのに、
いつのまにか「そうでない方」が優勢になり、
今では99%くらい(かもしれない)が「そうでない方」で
どこかにまだ「マトモな方」がこの体のどっかに残っているはずで、
その「まともな方」を活性化させられれば、大きく改善するらしいと。
遺伝の仕組みのためだそうだ。
どっかに「まともな方」がまだいるって思ってませんでしたので、
気分的には探し出して励ましてちやほやして、力をつけてあげたいもんです。
なんか、治療方向の一端をちょっとだけ見たような気も(←喜びすぎ)

まだまだ、知らないことイッパイです。

義姉さんも来てはって、
なんか皮膚がチクチクしたりすることがあったり、
横になっているとき足がふわふわしたりすることがあるらしい。
これも貧血が引き起こしているらしいけど、
まぁイロイロ引き起こしてくれるもんで。
義姉さんも輸血してはりましたね。

さてさて、4週間後、どうなることやら。

2019/08/21

久々に目眩・・・

相方さん、超久々に目眩でヘタリ込む。
ヘモグロビン、へっとんでしょうか?
後5日で受診予定なんだけど・・・
もってくれるかな・・・
久々にチョット不安。

2017/04/12

難病、「遺伝性鉄芽球性貧血」という病気のこと

相方さんが発症した、
難病、「遺伝性鉄芽球性貧血」は、
その名の通り、
遺伝性のお病気。
難病指定286。
難病なので、抜本的な治療法がない。
対処療法のみ。

そもそも、
なーんかヘモグロビン数値がオカシイってのは前からあった。
そんで、フェリチンという、沈着鉄が多いことも。
本人的には、
学生時代に、足のじん帯を損傷してから
”なんとなく”動きをセーブしてきた模様で、
他人よりゆっくり動くことで、自ずとやりこなしてきた感じなので、
”シンドイ”が、いわば常態化しているせいか、
常人よりリミットが高くなってしまっている。

C大病院のお医者さまによると、
フツーの人なら、もう動けない感じだそうで・・・。

まず、血中のヘモグロビンが酸素を運ぶためには、
鉄が必要で、酸化鉄とすることで酸素を運ぶらしいのだが、
相方さんの場合、この鉄の活用ができず、
他人より酸素を運べない。
従って、あんまし動けないってことになる。
そんで、この活用できない鉄を、フェリチンとしてどっかに溜め込む。
肝臓にたまれば、肝硬変?心臓にたまれば心筋梗塞?ってかんじ。

いまんとこ、肝臓はまだダイジョウブ。
過去には、脾臓が腫れている。風邪ひいたみたいになっている。とも言われている。

今回、心臓が肥大しており、
全身のむくみ、倦怠感、動悸、息切れなどもあり、
「うっ血性心不全」を起こしていると診断(2017/04/02付診断書)された。

2002年10月には、
何故、ヘモグロビンが低いのか、フェリチンが多いのかを解明するために、
骨髄検査をA病院で受けていて、
そのとき、はじめて、
骨髄異形成症候群やヘモクロマトーシスの疑いがあると言われている。

また、2004年5月にむすめっ子が生まれているのだが、
妊娠がわかったとき、フツーの産婦人科で受診したら、
例のヘモグロビン数値が問題で、
B大病院へ転院させられ、
鉄が多いので、鉄剤も出ずに、
輸血もあんまりしたくない、ということで、
陣痛促進剤を使った計画分娩で出産。
妊娠中もエコーで胎児(むすめっ子)に浮腫があるかもとか、
死んで生まれるかも、生まれてもすぐ死ぬかもとも言われ、
羊水検査も選択肢にあげられたが、
どんな子が生まれても二人で育てようと決めて、
大きなリスクのある羊水検査はせずに生んだ。
生まれてすぐ、むすめっ子は、
精密検査に回され、
夜中になって帰ってきた。
とっても嬉しかったし、感動した。
ついでに、女性にはかなわないと実感もした。

2015年10月ごろに相方さんの実姉が
体調を崩し、C大病院で検査したところ、
遺伝性鉄芽球性貧血という難病であることがわかり、
同年12月に、相方さんとむすめっ子が同病院で
ALAS2遺伝子変異解析検査を
C大病院で受けたところ、
R227C変異において
むすめっ子は陰性
相方さんは陽性
との結果をいただいている。

このお病気は、
ALASというアミノ酸の一種が、そもそも生成できない事がわかっており、
このALASは、加齢とともに、多くの人が作れなくなってくるらしく、
ALASと鉄をくっつけたサプリがアンチエイジングと称して市販されているらしい。
でも、相方さんは鉄はNGなので、当然バツである。

でも、ALASのみを投与すれば、改善するかも知れないということで
2017/03/27から、C大病院で行っているALASのカプセル剤投与の治験に参加している。
当然市販されてない。
投与開始2週間の今、副作用は今んとこない。

あと、心肥大を抑えるために、
利尿剤を処方されており、
これのおかげか、輸血のおかげかは不明だが、
全身のむくみは次第に取れてきており、
フトモモの間に、スキマが、
行方不明になっていた、くるぶしや膝小僧が
ちゃぁんと帰ってきている。

輸血は、ヘモグロビン数値があまりにも低いため行っており、
2017/03/14 4.8g/dl A病院特定健診
2017/03/15 市民病院で輸血
2017/03/27 C大病院で受診 5.8g/dl まだ低いので輸血
2017/04/10 C大病院で受診 6.8g/dl まだ低いので三度輸血
とこれまで行ってきているが、
実のところ、
元気な血小板がいただけるのはいいのだが、
鉄も当然ついてくるので、最小限にしたいとこ。

通常、男性にあるお病気で、
女性ってのもさらに希少であるらしい。
つまり、治療法どころか今後の進行すらわからない

いまのとこ、なんとか、このお病気と共存する道しかないけど、
悲観的や刹那的な思いにとらわれることもあるけど、
日々を時をきちんと受け止め、
なんとか家族で息切れしないように、ゆっくりでも、
歩いていきたいと思っている。