2017/12/20

障がい年金の診断について

障がい年金のこと、義姉のこともあって調べてたら、
このH29年12月から診断基準・診断書が変わったらしい。
これを見ると、2級に該当しやすくなったような・・・。
アリガタイ。
表の3つ以上に該当することってのが、
いずれか一つ以上となっている。
相方さんの
遺伝性鉄芽球性貧血ってお病気は、
一般的な貧血などの基準指標でみられると、
ヘモグロビン以外ははまりにくい。
ヘモグロビン数値だけではまるのはハードルが低くなること。
障害年金の診断書の様式変更及び障害年金制度の周知について
によると・・・

2 級
身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状が
前各号と同程度以上と認められる状態であって、
日常生活が著しい制限を受けるか、
又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの

血液・造血器疾患による障害の程度は、自覚症状、他覚所見、検査成績、一般状態、
 治療及び症状の経過等(薬物療法による症状の消長の他、薬物療法に伴う合併症等)、
 具体的な日常生活状況等により、総合的に認定するものとし、当該疾病の認定の時期以
後少なくとも1年以上の療養を必要とするものであって、長期にわたる安静を必要とす
る病状が、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のものを1級に、日常生活
が著しい制限を受けるか又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のも
のを2級に、また、労働が制限を受けるか又は労働に制限を加えることを必要とする程
度のものを3級に該当するものと認定する。

とあり、

2 認定要領
 (1) 血液・造血器疾患は、臨床像から血液・造血器疾患を次のように大別する。
ア 赤血球系・造血不全疾患(再生不良性貧血、溶血性貧血等)
イ 血栓・止血疾患(血小板減少性紫斑病、凝固因子欠乏症等)
ウ 白血球系・造血器腫瘍疾患(白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫等)

で、
相方さんは 「ア」にあたる。

区 分 一 般 状 態では、
無症状で社会活動ができ、制限を受けることなく、発病前と同等にふるまえ
るもの

軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はでき
るもの 例えば、軽い家事、事務など

歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、
軽労働はできないが、日中の 50%以上は起居しているもの

身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中の
50%以上は就床しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となった
もの

身のまわりのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、
活動の範囲がおおむねベッド周辺に限られるもの 

となっており、
「労働に全く適さない」という診断から、
「ウ」か「エ」ってことになる。

2 級
A表Ⅱ欄に掲げるうち、いずれか1つ以上の所見があり、B表Ⅱ欄に掲げ
るうち、いずれか1つ以上の所見があるもので、かつ、一般状態区分表の
エ又はウに該当するもの 

ということで、

ア 赤血球系・造血不全疾患(再生不良性貧血、溶血性貧血等) の
基準を見てみると・・・。

A表
区 分 臨 床 所 見
1 高度の貧血、出血傾向、易感染性を示すもの
2 輸血をひんぱんに必要とするもの
1 中度の貧血、出血傾向、易感染性を示すもの
2 輸血を時々必要とするもの
1 軽度の貧血、出血傾向、易感染性を示すもの
2 輸血を必要に応じて行うもの

B表
区 分 検 査 所 見
1 末梢血液中の赤血球像で、次のいずれかに該当するもの
 (1) ヘモグロビン濃度が 7.0g/dL 未満のもの
 (2) 網赤血球数が 2 万/μL未満のもの
2 末梢血液中の白血球像で、次のいずれかに該当するもの
 (1) 白血球数が 1,000/μL 未満のもの
 (2) 好中球数が 500/μL 未満のもの
3 末梢血液中の血小板数が2万/μL 未満のもの
1 末梢血液中の赤血球像で、次のいずれかに該当するもの
 (1) ヘモグロビン濃度が 7.0g/dL 以上 9.0g/dL 未満のもの
 (2) 網赤血球数が 2 万/μL 以上 6 万/μL 未満のもの
2 末梢血液中の白血球像で、次のいずれかに該当するもの
 (1) 白血球数が 1,000/μL 以上 2,000/μL 未満のもの
 (2) 好中球数が 500/μL 以上 1,000/μL 未満のもの
3 末梢血液中の血小板数が 2 万/μL 以上 5 万/μL 未満のもの
1 末梢血液中の赤血球像で、次のいずれかに該当するもの
 (1) ヘモグロビン濃度が 9.0g/dL 以上 10.0g/dL 未満のもの
 (2) 網赤血球数が 6 万/μL 以上 10 万/μL 未満のもの
2 末梢血液中の白血球像で、次のいずれかに該当するもの
 (1) 白血球数が 2,000/μL 以上 3,300/μL 未満のもの
 (2) 好中球数が 1,000/μL 以上 2,000/μL 未満のもの
3 末梢血液中の血小板数が 5 万/μL 以上 10 万/μL 未満のもの 

相方さんは、
ヘモグロビン6.4g/dlなので、
7g/dl以下なので、貧血としては高度。
輸血は今んとこ月イチなので、少なくとも時々にはあたる。

ってことを勘案すると、
1級に近い2級になることになる。

ということで、
H31年の診断書再提出のときは少し楽かも・・・。なんてね。

0 件のコメント:

コメントを投稿