2022/07/02

C大病院受診66回目。地検の道は・・・険しく見えてこない。

 昨日、2022/07/01

C大病院受診66回目です。

ヘモグロビン濃度は6.6g/dL

前回予測値の5.9g/dLよりゼンゼンイイっ!

相方さん曰く、「おとなしくいい子にしてたから」かもしれません。

でも、

通常通り輸血2パック(4単位)4時間コースです。

何故か、今回から

輸血前に問診があるようになった。

なんでも、本来輸血前に患者の状態を確認する必要もあって、

これまで無かったけど、輸血への流れを本来に変更したことが理由らしい。

採血・ルート確保終わってのほほんと処置室でしていたところ、

受診室へのお呼び出しがあって、

「ナニゴト!!!」

と驚いて受診室に入ると、

センセから説明を受けました。

これまで無かった輸血前診察に若干キツネにつままれた感を持ちつつ、

また処置室に戻って、

看護師さんとお話していると、看護師さんたちもまだ認識していなかったようで・・・


さて、輸血も終わって、

受診まで最近1時間くらい待たされることもあって、

コレが結構精神的によろしくない。

輸血4時間で結構おつかれさんの相方さんなので、

この待ち時間、何とかならないものだろうか・・・


受診では、

前回質問してあった、

治験のことについて話を聞く。

が・・・

iPS細胞の次に、

治験の前段階で、

いわゆる動物実験が必要なのだが、

この、「女性で遺伝性鉄芽球性貧血」のマウス等の作成が非常に困難だそうで、

現在、マウス作製などの目処も方針もないそうだ。

つまり・・・治療薬候補は見つかったけれど、

その状態で頓挫もしくは座礁したカンジ。

せっかくの治療薬候補も遠い存在となってしまった。

また、この「遺伝性鉄芽球性貧血」での女性の患者は、

「恐らく日本には3人しかいないだろう」とも言われていて、

その3人は、相方さん、相方さんのお姉さん、相方さんのお母さんであって、

他の日本に10人程度いらっしゃる同疾病の方は全員男性であり、

例の治療薬候補は遺伝子のしくみで女性にしか効きそうにないこともあり、

男女問わず使える治療薬候補の発見は同疾病の患者全員の願いでもある。


今後も、iPS細胞などの科学と医療の発達を心の底から願いつつ、

遠くに行ってしまった治療薬候補をただただ思う事しかできなくなってしまった。


今回、貯鉄であるフェリチンは175ng/mL(通常12-60)と

またも若干下げることができて、

鉄活用余力であるUIBCも166μg/dL(通常180-270)と増加。

UIBCはあと少しで正常値範囲に入れそう。


次回4週後のヘモグロビン濃度の次回予想値は・・・

(前回)6.3 + 輸血 4単位(1単位は140ml) =10.3 (前回輸血後理論値)

10.3 ー 6.6 = 3.7 (4週で理論減少値)

なので・・・

(今回)6.6 + 輸血4単位 ー 3.7 = 6.9 g/dL となります。

はてさて・・・


そういえば、これ書いているのは実は2022/07/13なのだけれど、

先週の金曜に銃撃されたお方が100単位以上輸血したらしいですね。

100単位と言えば・・・14,000ml・・・14Lになります。

因みに本来の血液量は体重の1/13ラシイので、

彼の場合70kgっぽいので5.38L程度のはずとなるので、

体内血液量の2.6倍もの輸血をしたことになるんです。

どおやら、なんとか親族到着まで生命維持をとお偉い方が指示された結果だそうですが、

うーん・・・っ・・・って感じに思ってます。


それではまた。





0 件のコメント:

コメントを投稿