今日も今日とて、
日本に10数人しかいないという、
相方さんの超希少難病「遺伝性鉄芽球性貧血」をググってるねこばいくです。
今日見つけたのは・・・
東北大学の小野医師の論文。
「X連鎖性鉄芽球性貧血におけるフェロトーシス関連遺伝子の転写制御」
去年(2021)の論文のようですが、
ナニやら、
「遺伝性鉄芽球性貧血」のメカニズム解明に関わる論文。
「本研究の結果、XLSA では ALAS2 変異が遺伝子の転写を変化させ、グルタチオン合成の低下・鉄代謝の変化を介して脂質過酸化およびフェロトーシス感受性の増大に至る可能性が示された。」
とありますので、
この「フェロトーシス感受性増大」が問題のようです。
ま、もっとも、
「フェロトーシス」は鉄依存性の細胞死であり、過酸化脂質を増加させる。
んで、もって、
鉄キレートによって抑制できる。
・・・つまり、鉄キレートによるフェリチン排出がやはり肝要。
貯鉄量の増大により病状は悪化することになる。
相方さんは、ジャドニュという鉄キレート剤を毎日720mg服用中。
これまで最高1837.9ng/mL(2018/01/22)だったのが、
151ng/mL(2022/10/21)まで下がっては来ている。
リミット値は150ng/mL未満とのことなので、
いちおう、リミット値には近くなっている。
指標的には
男性20~250ng/ml,
女性10~80ng/ml.
(ただし閉経後の女性では男性の基準値に近くなる)
とのことで、女性としてはまだオーバー中。
このままキレートができていくと、
もしかしたら、造血は多少改善するのかも?
って論文でした。
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